渋幕の文化祭(槐祭)に小4と行ってきた|予約・混雑・アクセスと説明会との違い【2026】

渋幕(渋谷教育学園幕張)の文化祭「槐祭」に小4の息子と参加した体験レポート記事のアイキャッチ画像 中学受験ノート
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2026年9月、渋谷教育学園幕張中学校(渋幕)の文化祭「槐祭(えんじゅさい)」に、小4の息子と行ってきました。

実は渋幕には、1年ほど前に夫と2人で学校説明会に行っています。そのときは息子を連れて行かなかったので、今回は「本人に見せたい」と思って文化祭を選びました。

結論から言うと——説明会と文化祭は、まったくの別物でした。この記事では、予約や混雑といった実務的なことに加えて、両方に行ったからこそ分かった違いも正直に書きます。

開催日と予約:一般公開は13日だけ、予約は不要

ここは注意が必要です。槐祭は9月12日(土)・13日(日)の2日間でしたが、12日は関係者公開だったようで、一般の人が入れるのは13日(日)だけでした。

わが家が行ったのも13日です。「2日間やっているから、どちらでも行ける」と思っていると、あてが外れるかもしれません。来年行かれる方は、公式サイトで一般公開の日を必ず確認してください。

事前予約は必要ありませんでした。誰でも入れます。

開催時間と混雑状況

開催時間は9時から15時まで。わが家は10時過ぎに着きましたが、その時点でもう結構な人でした。

ただ、入場制限はとくにありませんでした。混んではいましたが、入れずに待たされるということはなかったです。

ちなみに、わが家が帰る13時半ごろにも、これから来る人がたくさんいました。正直、どの時間に行っても混んでいると思います。

面白い企画がたくさんあるので、たくさん見たいなら早い時間から行くのがおすすめです。来年は、わが家も早い時間から行くつもりです。

アクセス:駅は3つ、どれも徒歩10〜16分

渋幕の最寄り駅は3つあります。

  • JR京葉線 海浜幕張駅 北口から徒歩10分
  • 京成千葉線 京成幕張駅 出口から徒歩14分
  • JR総武線 幕張駅 南口から徒歩16分

わが家は京成幕張駅から歩きました。ずっと一本道なので、道は分かりやすいです。

同じように向かう家族連れがゾロゾロと列をなして歩いていたので、迷う心配はまずありません。ついていけば着きます。

ただ、正直に書くと——おしゃべりしながらなら気にならない距離ですが、雨の日や夏の暑い時期は、この距離はけっこう大変かもしれません。

隣の学校も文化祭をやっていました

この日は、隣の昭和学院秀英中学校・高等学校も文化祭を開催していました。そのぶん道がかなり混雑していたので、時間には余裕を持って行くのがおすすめです。

上履きを忘れました(靴カバーは100円で買えます)

恥ずかしい話なのですが。

上履きが必要だと事前に調べていたのに、当日すっかり忘れて行ってしまいました。

でも大丈夫でした。会場で靴カバーが1足100円で販売されていたんです。

事前に読んだブログには「去年は無料でもらえた」と書いてありましたが、今年は有料でした。ただ、売上は千葉の豪雨災害の募金に充てると書かれていて、息子も納得して支払っていました。

上履きは持って行くのがベスト。でも忘れても何とかなります。

飲食はキッチンカーとカフェテリア。ただし大混雑

キッチンカーが出ていて、カフェテリアも開放されていました。

ただし、どちらもかなり混んでいました。わが家もカフェテリアでランチをしようと思ったのですが、あまりの混雑に断念しました。お昼どきに行くなら、時間をずらすか、軽く食べられるものを持って行くと安心かもしれません。

写真撮影について

私が回った範囲では、撮影禁止の案内や張り紙は見かけませんでした。ただ、行っていない場所にはあったかもしれません。気になる方は、当日その場で確認してみてください。

息子が食いついたのは、外のスポーツ体験

屋外エリアに、いろいろなスポーツを体験させてくれるブースがありました。

わが家はモルックを体験。これが息子はもちろん、家族みんなで大盛り上がりでした。

こういう「その場で体を動かせるもの」は、小学生には確実に刺さります。

ディベートで、息子に変化がありました

この日いちばん印象に残ったのが、ディベートです。

実は2回、ディベートを見ました。そして——息子の反応がまったく違いました。

2回とも、開成中学との対抗ディベートでした。1つ目は、テーマが息子には刺さらなかったようです。私は面白いと思ったのですが、息子は早く別のところに行きたがっていました。

ところが2つ目。テーマは「共学か、男女別学か」でした。

これが本当に面白くて、息子にも刺さりました。ディベートというものを見るのが初めてだったこともあって、「すごい!」と感動していました。

しかも1人の生徒さんに、すごい尊敬の念を抱いたようです。笑

このテーマ、わが家にとってはかなり身近な話題です。夫は男子校、私は女子校育ちなので、家でも「別学か、共学か」はよく話に出ます。ちなみに夫は共学派です。

男子校の開成と、共学の渋幕が、このテーマでディベートをする。中身の面白さだけでなく、2校の雰囲気の違いも感じられて、息子にとってはいい刺激になったようです。

同じ開成と渋幕のディベートでも、テーマによって子どもの反応はこんなに変わるのか、と驚きました。1つ見てピンとこなくても、別のを見せてみる価値はあると思います。

生徒さんと話して感じたこと

文化祭のいいところは、生徒さんと近い距離で話せることでした。

わが家が話したのは、ピタゴラスイッチのブースの生徒さん。どのあたりが苦労したのか、どういう仕組みなのか——そんな話を聞かせてもらいました。自分たちが作ったものを説明してくれる姿が、とても楽しそうでした。

そして、生徒さん全体の印象として強く感じたのが「多様性」です。

すごく真面目そうな子もいれば、髪の色が明るめの子やピアスをしている子もいました。見た目がきっちり揃っている、という感じではありません。

これを「自由でいい」と感じるか、「うちには合わないかも」と感じるかは、ご家庭によると思います。わが家は、いろいろなタイプの子がそれぞれの形でいることを、いいなと感じました。

こういうことは、パンフレットにも説明会にも出てきません。文化祭に行ってはじめて分かる部分だと思いました。

※あくまで文化祭当日の印象です。普段の様子までは分かりません。

最後に体験した「貿易ゲーム」が、いちばん楽しかった(私が)

最後に参加したのが貿易ゲームです。正直に言うと、私が1番楽しんでいました。笑

ルールはこんな感じです。

  • グループごとにA国・B国・C国……と、それぞれが1つの国になる
  • 国によって持っているものが違う(エンジンを2台持っている国、鉄を5つ持っている国、オイルを3つ持っている国、砂を持っている国など)。配られたプリントで分かるようになっています
  • 持っている現金も国ごとに違う
  • 目的はお金をどれだけ増やせるか。材料を集めて車かドローンを作って売る

わが家は息子と相談して、「車のほうが高く買い取ってもらえる」という情報をもとに、車を作ることに決めました。そのために、足りない材料を他の国に売ってもらえるよう交渉しに行きます。もちろん、他の国からも「売ってほしい」と交渉にやってきます。

人見知りの息子が、1人で交渉しに行った

息子は人見知りなので、もちろん最初は1人で交渉になんて行けません。私が交渉しに行って、息子はそれを後ろから見ている。交渉しに来た人への対応も、最初は私がしていました。

ところが、時間が経つにつれて、息子が1人で他の国に交渉しに行くようになったんです。交渉しに来た人にも、自分で対応するようになっていました。

ふだん塾で先生に質問しに行けないタイプの息子なので、これには正直驚きました。遊びの中だと、こんなふうに一歩踏み出せるんだなと。

結果はというと——なんとか車を作ることはできたものの、売りに行く前に時間切れ。目的は「お金をどれだけ増やせるか」だったので、勝つことはできませんでした。

交渉のしかたや作戦など、考えることが多いゲームなので、小4の息子には少し難しかったかもしれません。周りの少し大きい子たち(5・6年生くらい?)は、かなり楽しそうにやっていました。

でも、すごく楽しかった。私が。笑 子どもの付き添いのつもりで行っても、大人も本気で楽しめる企画がありますよ。

小4で連れて行って、正解でした

結論として、小4で連れて行って正解でした。

来ていた家族を見ると、もっと小さいお子さん連れも多かったです。小さい子でも楽しめるブースがあったので、そこは心配いらないと思います。

息子は帰り道に「また行きたい」と言っていました。

というのも——混んでいて待ち時間が長いブースが多く、まったく見きれなかったんです。

わが家は夕方から用事があったので、10時ごろから13時半ごろまでの滞在でした。もっと時間があれば、もっと見たかった。来年は時間を確保して行きたいと思っています。

説明会と文化祭は、まったくの別物でした

1年前の説明会と比べて、いちばん違ったのはここです。

ちなみに説明会は予約制で、miraicompass(ミライコンパス)から申し込みました。

正直に書くと、1年前のことなので細かいところはもう忘れてしまいました。笑 それでも覚えているのは、こんなことです。

  • 賢くて有名な方が卒業されているんだな、と思った
  • 中学生のうちはお弁当が必要
  • 校内も、人工芝の運動場も、とてもきれい
  • 説明会:先生が学校を案内してくれる
  • 文化祭:生徒さんが主体

文化祭はお祭りなので、普段の学校の姿とは違います。そこは差し引いて見る必要があると思います。

でも、生徒さんと近くで話ができるのは文化祭ならでは。先生の説明では分からない部分が見えます。

どちらか一方ではなく、両方行くのがいい——というのが、両方に行ったわが家の結論です。見えるものが、本当に全然違います。

そして今回いちばん実感したのは、子どもを連れて行く意味でした。親だけで説明会に行っても、息子の心は動きません。でも文化祭では、息子自身が「すごい」と思う瞬間がありました。

これから行く方へ:まとめ

  • 2026年の槐祭は9月12日(土)・13日(日)。一般公開は13日(日)のみ
  • 予約は不要。誰でも入れる
  • 開催は9時〜15時。10時過ぎでもうかなり混雑(入場制限はなし)。どの時間も混むので、たくさん見たいなら早めに
  • 最寄りは海浜幕張(徒歩10分)・京成幕張(14分)・幕張(16分)。京成幕張からは一本道で分かりやすい
  • 隣の昭和学院秀英も同日に文化祭。道が混むので時間に余裕を
  • 上履きは必須(忘れても靴カバーが1足100円で買えます)
  • キッチンカーとカフェテリアあり。ただしどちらもかなり混雑(わが家はランチを断念)
  • 小さい子でも楽しめるブースが多数。小4なら十分楽しめます
  • 貿易ゲームのような、大人も本気で楽しめる体験型の企画もある
  • 待ち時間が長く、半日では見きれない。時間に余裕を持って

学校見学は、海城中学のオープンキャンパスや筑波大学附属中学校の説明会、男子校フェスタにも行っています。

息子に「行きたい学校」ができはじめた話は、日能研のクラス替えの記事に書きました。

来年は、もっと時間を取って行きたいと思っています。