「先生に聞いておいで」と言っても、帰ってくる。
うちだけじゃないですよね…?引っ込み思案な子を持つ親なら、きっとこの悩み、わかってもらえると思います。
今回は、そんな息子と私が試した2つの作戦をご紹介します。
「宿題の範囲、わからない」が毎回のループ
日能研に通い始めてから、毎回繰り返されるやりとりがあります。
息子「宿題どこをやればいいかわからない」
私「え、私も塾行ってないからわからないよ。先生なんて言ってた?」
息子「…わからない。言ってない。」
私(配られた書類を必死に確認しながら)「もう!わからないと困るのは自分だよ!先生に必ず聞いておいで!」
息子「…うん」
でも次も同じく聞いてこない。
「なんで聞いてこないの?」と聞いたら、ひと言。
「恥ずかしいから」
イライラしながら、ふと気づいたこと
正直、最初はイライラしました。
なんで聞けないんだろう、そんなに難しいことじゃないのに、って。
でもそのとき、ふと自分の子供のころを思い出したんです。
私も引っ込み思案で、わからないことがあっても先生に聞けなかった。「こんなこと聞いていいのかな」「恥ずかしい」って思って、ずっとモヤモヤしたまま過ごしてたことが何度もあった。
あ、無理もないな。
そう思ったら、イライラがすっと落ち着きました。
息子の性格を責めても仕方ない。じゃあ、どうすれば聞けるようになるか、一緒に考えようと思いました。
集団授業の落とし穴
引っ込み思案な子にとって、集団授業には大きな壁があります。
わからないことがあっても、大勢の前で手を挙げられない。先生に質問しに行くのも勇気がいる。
結果、わからないまま授業が進んで、どんどん置いてかれる。
そして自信をなくす。
この悪循環、うちの息子にも起きていました。
「わからない」が言えない子にとって、集団の中で質問するのは、大人が思う以上にハードルが高いんだと思います。
母が編み出した2つの作戦
作戦① 筆箱に「魔法のメモ」を入れる
まず宿題の範囲問題を解決するために試したのが、これ。
小さなメモ紙に
「宿題の範囲はどこですか?」
と書いて、筆箱の中に入れておく。
「このメモを見ながら先生に渡すか、読み上げるだけでいいよ」と伝えたら、できるようになりました!
自分の口から言葉を絞り出さなくていい。メモを見せるだけ。それだけでハードルがぐっと下がったみたいです。
作戦② テキストに「?マーク」をつける
授業中にわからないことがあったとき、その場で聞けなくても、テキストやノートに線を引いたり、?マークをつけるようにしました。
テキストやノートに?マークや、わからないことを書いておくと、先生の目にとまって声をかけてくれることがあります。
それだけではなく、これをするだけで、家に帰ってから「ここがわからなかったんだ」と振り返れる。どこで躓いたかが見えるようになりました。
親もそのマークを見て「ここ難しかった?」と声をかけやすくなって、一緒に確認できるように。
でも、一番大事な「授業中のわからない」は完全に解決できたわけではない
2つの作戦で、宿題の問題はだいぶ解決しました。
でも、授業中のわからないは、完全に解決できたわけではありません。
メモ作戦は宿題の範囲を聞くためのもの。?マークは先生が見つけてくれた時は教えてもらえるけど、全て見つけてくれるわけではないから、完璧ってわけではないんです。
大勢の前では手を挙げられない。先生に個別に質問しに行く勇気もない。わからないまま次の授業に進んで、また置いてかれる。
この問題、まだ続いています。
家で全部教えてあげられたらいいんだけど、私も忙しくて、全部を見てあげられない・・・
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まとめ|性格は変えなくていい、工夫で乗り越えられる
引っ込み思案な子に「もっと積極的になりなさい」と言っても、なかなか変わらない。
それよりも、その子に合った環境と工夫を作ってあげる方が、ずっと効果的だと実感しています。
- メモを使って聞きやすくする
- テキストに印をつけて躓きを見える化する
- 1対1の環境で質問しやすくする
性格は個性。変えなくていい。
一緒に工夫しながら、中学受験を乗り越えていきましょう!

